【新入社員・事務員必見】初心者向け 使えるエクセル小技集 入力編
こんにちは、黒珈琲です。
社会人になって15年位経ちますが、日々の業務でエクセルを使うことが多いです。
業種にもよるかもしれませんが・・
そこで今回は、初心者向けのエクセル小技を紹介します。
初心者向けなので、『それ知っている』という箇所もあると思います。
その場合は、読み飛ばしてください。
Excel(エクセル)とは
マイクロソフト社が、Windows向けに開発、販売している表計算ソフトです。
エクセルというソフトですが、それぞれバージョンがあります。
『Excel 2003』と『Excel 2007』を境目に大きな変化があります。
それは、標準拡張子が変わりました。
Excel 2003まで ⇒ .xls
Excel 2007以降 ⇒ .xlsx
簡単にいうと、昔のエクセルは『.xls』今のエクセルは『.xlsx』
操作方法も幾分変わってしまったので、昔の方が使いやすいと思っていました。
今では新しい方が使い勝手が良いです。要は、『慣れ』ですかね。
エクセルは、ビジネスで広く利用されています。
グラフを作成したり、文書の作成もできます。
3月にツイッターで話題となっていた件
実際は、エクセルに張り付けて印刷していただけでした。
しかし、どのような業種でも、エクセルを使う機会は多いという事です。
『エクセル全然使えません』より『使えます!』と言えた方が良いに決まってる!
これから小技を紹介していきます。
もっと詳しく書いてあるサイトは沢山あります。
詳しく知りたい方はそちらを参照してください。
あくまで、私が業務でよく使用する操作の紹介とちょっとした解説です。
Excel(エクセル)小技 ショートカットキー
はじめに
エクセルで文字入力する事が多いという方
マウスではなく、なるべくキーボードを使用しましょう。
キーボードだけで完結できると、その分作業効率がアップします。
マウスを使う事は、当然ありますが極力減らすようにしましょう。
エクセルには、ショートカットキーが用意されています。
ショートカットキーを利用するだけで効率アップになると思います。
カーソルがあるセルに対して有効です。
この状態で、ショートカットキーを使用する。
カーソルがある『C5』のセルにショートカットキーが働きます。
※列や行、または全てを選択している場合は、選択している場所に対して有効です。
今日の日付入力
『 ctrl 』+『 ; 』 コントロールキーを押したままセミコロンキー
試してみると、『C5』セルに今日の日付が入力されました。
セミコロンってどこ?
エンターボタンから左に3つの目の中段
日本語が記載されているキーボードなら『れ』です。
今の時間入力
『 ctrl 』+『 : 』 コントロールキーを押したままコロンキー
セミコロンの1つ右
今の時間は、私はほぼ使用しませんが、日付とついでに書いてます。
全て選択
『 ctrl 』+『 a 』 コントロールを押したまま aキー
コピー
『 ctrl 』+『 c 』 コントロールキーを押したまま cキー
貼り付け
『 ctrl 』+『 v 』 コントロールキーを押したまま vキー
切り取り
『 ctrl 』+『 x 』 コントロールキーを押したまま xキー
太字設定
『 ctrl 』+『 b 』 コントロールキーを押したまま bキー
解除も、同様に『 ctrl 』+『 b 』 1回目で太字、2回目で解除
今どっちだっけ?
と思ったら、ここで確認。
斜体設定
『 ctrl 』+『 i 』 コントロールキーを押したまま iキー
太字設定と同様の仕様です。
下線設定
『 ctrl 』+『 u 』 コントロールキーを押したまま uキー
こちらも太字設定と同様の仕様です。
検索
『 ctrl 』+『 f 』 コントロールキーを押したまま fキー
『検索と置換ダイアログ』が出てきます。
エクセルの中から、見つけたい項目がわかっている場合は
検索を使ってサクッと見つけよう。
マウスホイールを回す、スクロールを押しながら探すのは時間が勿体ないです。
置換
『 ctrl 』+『 h 』 コントロールキーを押したまま hキー
チカンだからhキー
学生の時の暗記方法みたいです。
『検索と置換ダイアログ』が出てきます。最初から置換の状態です。
「置換なんて使わないし」と思われがちな機能ですが、たまに活躍します。
例えば、こんな名簿が回ってきます。
※全て架空です。
「郵便番号のハイフン消して」と依頼されたら置換する癖をつけましょう。
一個づつ入力で消していたら時間もったいないです。
そんなに難しくないです。
郵便番号からハイフンを取ります。
①B列を選択状態にして『 ctrl 』+『 h 』
『検索と置換ダイアログ』
②検索する文字列「-」ハイフンを入力
③置換後の文字列 未入力何も入れません。
④すべて置換を押す
結果
解説
①郵便番号のハイフンだけを消したいので、B列を選択状態にする。
※B列を選択状態にせずに置換すると、A列の電話番号のハイフンも消える為。
②検索する文字列 ハイフンを消すので、検索で探す文字はハイフン『 - 』
③置換後の文字列 ハイフンを消す=何も入力しない。
※ハイフンを@(アットマーク)に変えたい時は、『@』を入れると良い。
④すべて置換を押すと、希望通り4件置換できました。
厳密にいうと、オプションを開いて少し詳細に設定できます。
ちなみに、失敗した場合(想定と違った場合)は
元に戻す
『 ctrl 』+『 z 』 コントロールキーを押したまま zキー
Excel 2003以前は16回前まで戻せます。
Excel 2007以降は100回前まで戻せますが、そんなに戻すことはまずないでしょう。
※メモリを食って、パフォーマンスが低下する恐れがあります。
やり直し
『 ctrl 』+『 y 』 コントロールキーを押したまま yキー
『元に戻す』をすると『やり直し』が使えます。
『 ctrl 』+『 z 』で元に戻す。
「やっぱり、戻さなくていいや。」
というときに『 ctrl 』+『 y 』でやり直しです。
印刷プレビュー
『 ctrl 』+『 p 』 コントロールキーを押したまま pキー
印刷プレビューが表示されます。
保存
『 ctrl 』+『 s 』 コントロールキーを押したまま sキー
保存済みのファイルであれば、上書き保存されます。
保存前のファイルであれば、名前を付けて保存ダイアログが表示されます。
※定期的に、保存をする習慣をつけましょう。
ショートカットキーで、使用頻度が高いのは以上となります。
初心者向けの内容で申し訳ありません。
知らなかったと思えるものが1つでもあれば試しに使ってみてください。
『F2』キー(ファンクションキー)を使おう
入力内容に応じて、F2キーを使いましょう。
はて?
と思ったあなたは、是非使い分けてみてください。
エクセルの入力には、入力モード、編集モードがあります。
A:入力モード
B:編集モード
編集モードは、セルの中に縦棒がありますよね。
セルに書いてある内容に対して編集するというモードです。
入力モードは、セルに対して上書きします。
例えば「私は、」
と入力し変換時に、エンターを2回押してしまった。
「ちょっ。まだ続き書かないと。」
という時は、編集モードで続きを書きます。
入力モードのままだと、「私は、」は上書きされてしまいます。
編集モードへ移行する場合、セルをダブルクリックする。
数式バーをクリックする。
どちらも、マウスを操作になってしまいます。
しかし『F2』キーを押すと、マウスを使わずに編集モードになります。
マウス操作の、セルをダブルクリックした状態と同じです。
編集モードで入力したい時は、迷わず『F2』キー
※間違えて『F1』キーを押すとヘルプが出てきます。
慌てずに消しましょう。
編集モードの解除は、『 Esc 』キーを使うと便利です。
まとめ
今回は、普段使いが多いショートカットキーの紹介と
『F2』編集モードを紹介しました。
私の、実務からの抜粋ですので足りない部分もあるかと思います。
比較的簡単な内容で、知ってる、使ってるという方。
最後まで読んで頂いたのに申し訳ありません。<m(__)m>
私と同じように、仕事でエクセルを使っている方が
今回の記事を見て少しでも、役に立てたら良いなと思って書きました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。